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333D-03 moose hill 「wolf song」

333DISCS全タイトル配信開始と
今年20周年を記念しての作品紹介その3

2001年7月29日にリリースした
MOOSE HILL(伊藤ゴロー)のソロアルバム「wolf song」

伊藤ゴローは当時、サイデラレコードからエスピリトのギタリストとしてアルバムを出したり、布施尚美とのボサノヴァ・デュオで七里ヶ浜のイタリアン「アマルフィ」で毎週土曜日に演奏したり。でも、それとは全く異なる音楽をつくっていて(kaleidometrixにも収録)デモテープを松浦洋子に聞かせたら「いいじゃん!出そうよ!」ということに。

約1年かけて、RolandのVS-880で録音しファーストアルバム「wolf song」をリリース。ゲストミュージシャンはスティールパンの原田芳宏さんだけでしょうか、「この音楽なんなの〜」と言いながら演奏されてました。サイデラの富田さん、DISC SHOP ZEROの飯島さんが、サンプルを聴いて「いいね!リリースするときにはコメント書きますよ!」と。
マスタリングはサイデラのオノ・セイゲン。ジャケットイラストは、ゴローが「sixでバイトしている石坂しづかちゃんがいい絵を描くんだよ。だから彼女に頼みたい。」というので、石坂しづかさんに書き下ろしていただきました。

「シンプルなアコースティックギターのハーモニーが心地よい。
ボサノヴァ・ブラジル音楽をバックグラウンドに活躍しているギタリスト伊藤ゴローのデビューアルバム。さざ波のように繰り返されるギターのフレーズは、まさにアコースティック・ミニマルミュージック。これはボサノヴァの現在進行形だ!」

当時タワーレコードにいた市村夕花さんがとても気に入ってくれて、私たち333メンバーが勝手に「選抜コーナー」とよんで目標としていた渋谷タワレコ7Fで大々的に展開してくださいました✨ (流通:日本出版貿易の山本さん、大変だったろうな〜)。
スパイラルレコード(鶴谷さん、真央さん)やBEAMSレコード(青野さん)に、アポなしで「wold song お店においてください」と持って行ったり。あれこれと行き当たりばったりでしたが、みなさん音をきいて、快く取り扱ってくださり、今更ながら感謝しています。

リリースライブ1本目は、下北沢のcicoute cafe。
伊藤ゴロー(Gt,その他)青柳拓次(スペシャルゲストでGt・バンジョーほか)吉野友加(ハープ)と私がドラム・グロッケンで参加。お店の外まで人がたくさん来てくださいました。その後、石坂しづかちゃんの働いていたsixの社長でDELFONICSの佐藤達郎さんから、moose hillのライブやりましょうよ!と自由が丘のsix factoryでライブを、また青山のIDEE、二子玉川のIDEEなどでもお誘いをいただいてなぜかライブハウスではない場所で3人のライブが続きました。

神泉駅そばのDragon fishというカフェのライブには、三品輝起さん(まだ大学生)が見に来てくれて、いいですね、いいですねとおっしゃっていたのを鮮明に覚えています。(タワーレコードのインストアライブに来て、Dragon fishのライブを知ったから見に来ました、と)そのあと、三品さんのお誘いで、吉祥寺のRoundaboutで一緒にライブをやらせてもらったり。

SMALL CIRCLE OF FRIENDSに紹介されて、と西鉄エージェンシーの松尾伸也さんから連絡があり、ミュージックシティ天神というイベントを始めるから出ませんか?とお誘いをうけて、なんとMUSIC CITY TENJIN初回のポスターは伊藤ゴローを北村範史さんが水彩で描いたイラストになったのです。

そして「wolf song」最後に収録の「Snowy Land」をきいた根岸吉太郎監督から、映画「雪に願うこと」の音楽をやらない?とお話をいただくことになるのでした。

(MOOSE HILLのライブを見たキセルのお兄ちゃんに、「キセルでドラムを叩いてください」といわれ、私がキセルに参加することになりました。)

不思議なご縁が重なっていった「wolf song」
ぜひ聴いてくださいね。

https://www.333discs.jp/releases/wolf-song/