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333D-27 伊藤ゴロー 映画『雪に願うこと』
オリジナルサウンドトラック

全タイトル配信開始と
20周年を記念しての作品紹介 27枚目!

2006年5月12日リリース
伊藤ゴロー 映画『雪に願うこと』オリジナル サウンド トラック ←リンク先で試聴ができます。

根岸吉太郎監督から、映画音楽をやってみませんか?とお誘いを受け、伊藤ゴローが初めて全編音楽を手がけた映画です。
この映画の2年前に「リンダ リンダ リンダ(監督:山下敦弘)」で映画音楽制作にかかわった経験はありましたが、たくさんの曲を一気に短期間で作曲するのははじめてでした。
映画は「根岸組」など監督や演者をはじめとしてスタッフ全員が「組」と呼ばれるチームで制作していきます。撮影や録音の現場も「○○組」と書かれていて「組ってなんかこわいな〜〜」と最初は思いました💦『雪に願うこと』は鳴海章の『輓馬』が原作で、帯広にある「ばんえい競馬」をテーマにしたある家族と、もうすぐ走れなくなってしまう馬「ウンリュウ」との物語です。ゴローも台本を持って、極寒の帯広の撮影現場へいき、イメージとなるモチーフを作っていきました。

映画音楽は、撮影が終わって映像が出来上がってから本格的な作曲が始まります。各シーンごとにセリフやSEもききながら作曲してデモを作ります。それに対して、監督や音楽プロデューサー、映画のプロデューサーから「もっとこうしてほしい、ここがイメージと違うかな。」などリクエストが来て、何度もなんども書き直していきます。自分の作品を自由に作るのと違って、映像に対してここでは誰の心情を音楽で表現したらいいのかを考えて、最終的には監督からOKが出るまで作ります。曲が全曲出来上がったら、録音、ミックス、そしてMAという流れ。とにかく大変だったな〜、でもやりきりました。

演奏は、Clarinet:Steve Sacks、Violin:真部裕、大先生室屋、Viola:三木章子、Cello:柏木広樹、徳澤青弦という素晴らしいメンバー。
そして、根岸監督をはじめ、数々の賞を受賞したとっても思い出深い作品になりました。
寒くなってきたこの季節にぴったりだと思います❄️
お時間あれば 映画を見て、サントラも聴いてくださいね!