333DISCS PRESS

「節電防寒対策、工夫があれば教えて下さい」

【goro】寒くなりましたね、暑い夏に比べたら冬は好きなので寒さには強いほうですが、温かいものを、鍋とかシチューとか食べてあったまる?あと焚き火、焚き火がしたい!いつも思ってます、焚き火しながらぼーっとしてるとこを。

【naomi】ヒートテックの上にフリースを羽織る。最近覚えたリンパストレッチ。

【tico moon影山敏彦】昨年から始めている靴下の重ね履き。寒さに応じて2枚から4枚くらいまで。靴下嫌いだったのが嘘の様に快適です。

【tico moon吉野友加】小豆の入ったカイロを使っています。ふんわりとした温かさが気持ちいいです。

【甲斐みのり】半身浴で長ーくお風呂につかること。冷え性を克服するため岩盤浴にも通っています。冬はいつも猫が天然ゆたんぽになってくれるので温かいのですが、生姜系の飲みもので体を常に温めておくことが節電への第一歩でしょうか。

【葉田いづみ】靴下の重ねばきをしている人は多いと思いますが、ズボンの下にスパッツを重ねるとすごく暖かいことに(今さら?)気づきました。

【阿部桂太郎】日本から送ってもらった「使い捨てカイロ」です。外出の際、お腹や背中に貼っています。なお、フランスの知人や友人にも薦めているのですが、皆、怖がって貼ってくれません…。

【三品輝起】帰ったらシャワーを浴びてご飯を食べ、すぐにベッドにもぐる(読書、考え事、ケータイにきたメールの返信などは眠くなるまでそこでする)。

【青芝和行】各社競合している防寒アンダーウエア、着たことがないので今年は試してみようかと。やはりユニクロに一日の長があるんですかね?

【岩崎一絵】実家から送られてきた袖付きブランケット、あなどっていたら非常に暖かくて反省しました。

【伊藤葉子】やっぱり一押しは「湯たんぽ」です!半日は暖かく過ごせますよ。一度使うと手放せなくなります。鍋料理で部屋を暖めるのもいいですね。

「好きな鍋料理は何ですか?」

【goro】鍋じゃないけど豚汁が食べたいな、具沢山で七味かけて、、、うまそ~

【naomi】鍋というか煮込みのアクアパッツァ。貝をオリーブオイルとニンニクで炒め、お魚にうっすら焦げ目をつけ、ひたひたに水を入れ、セロリなど好きなお野菜を入れて煮込む。

【tico moon】餃子鍋。皮から手作りした野菜いっぱいの餃子をたくさん入れて作ります。

【甲斐みのり】この冬は常夜鍋をたくさんしようと思っています。日本酒の一升瓶がたくさんあるので。作り方は簡単。鍋にお湯のかわりに日本酒を入れて豚肉とホウレン草をしゃぶしゃぶのようにさっとゆがくだけ。毎晩食べても飽きないことからついたお鍋の名前。向田邦子さんも好物だったそうです。

【葉田いづみ】シンプルな豚バラと水菜の鍋が好きです。豚肉は脂肪分の多いバラ肉を使うのがポイント。

【阿部桂太郎】ゴチャゴチャと具が入っていない、シンプルな鍋が好きです。鶏肉に、長ねぎに、焼きとうふ…みたいな。素材と出汁の良さで勝負。

【三品輝起】近所の秋田料理店にあるほうとう鍋。

【青芝和行】家での鍋はキムチ鍋が圧倒的な頻度です。ニラと鶏団子がポイントかな。外だとモツ鍋が食べたくなります。

【伊藤葉子】鳥ごぼう団子鍋です。鳥のひき肉、長ネギ、ごぼうのささがきをさらに小さく切ったもの、醤油(全部適量)で鳥団子を作って、あとは大根とか人参、白菜、豆腐、椎茸などなど切った物と一緒に水から茹でて、ポン酢で食べます。ひと冬に何度も何度も登場します!

【岩崎一絵】北の富士のちゃんこ鍋が好きです。家では、フードプロセッサでつくねやつみれを作りまくっています。

「今読みたい/読んでいる本があれば一冊ご紹介下さい」

【goro】平出隆『葉書でドナルド・エヴァンスに』。知人に借りているのですが全然進まない。

【naomi】iPhone FX入門

【tico moon影山敏彦】『チャイルド44』(トム・ロブ・スミス)を読んでいます。この後『グラーグ57』『エージェント6』と物語が続くので楽しみです。

【甲斐みのり】ムーミンのコミックス、読んでみたいなと思っています。『恋するムーミン』

【葉田いづみ】平出隆の著作を読もうと思っています。

【三品輝起】文庫版で出揃った『ローマ人の物語』全巻。

【青芝和行】キース・リチャーズ自伝『Life』を読みたいんですけど、がんばって英語で読むか和訳で読むか考え中。

【岩崎一絵】清水眞砂子『本の虫ではないのだけれど』。下巻も買いました。

「年末年始に楽しみなイベントは?」

【naomi & goro】11/5のカフェフェスではいちばん最初にライブします。

いつもと変わらず二人で演奏します。とても大きい会場ですがなるべくいつも通りに出来たらと思ってます。お楽しみに。

【tico moon】11月5日に開催される第1回カフェ&ミュージックフェスティバルに参加させていただきます!

tico moon二人のみの演奏に加え、スペシャルゲストに遊佐未森さんをお迎えし、弦楽器のスペシャリスト渡辺等さんと共に、カフェフェスの為の特別編成で演奏いたします。

【甲斐みのり】11月末に新刊『東京でお酒を飲むならば(仮)』が発売されますが

その発売記念イベントを12月に吉祥寺のLocaliteで開催予定です。

1月14日には横浜のホテルニューグランドでクラシックホテル講座をおこないます。
http://www.loule.net/news/

【葉田いづみ】12月3、4日にCLASKAで「New Jewelry」という展示会があります。

さまざまな作家のジュエリー・アクセサリーが展示販売されます。

【阿部桂太郎】家族と共に迎えるクリスマスとお正月。そして来年こそは、本当に良い年になりますように…。

【三品輝起】今年もFALLにて11月30日から12月11日まで、毎年恒例の美術家・武田晋一くんと陶芸家・比留間郁美さんの2人展があります。おすすめです!

【青芝和行】12月にビルボードでニューオリンズの女性シンガー、アーマ・トーマスのライブがあります。20年ぶりの来日でとても楽しみです。

【伊藤葉子】何と言っても11/5(土)に味の素スタジアムで行う「カフェ&ミュージックフェスティバル」です!原田知世、高野 寛、アン・サリー、tico moon with special guest 遊佐未森、コトリンゴ、naomi & goro!6組のアーティストと、全国からこれぞ!というカフェが19店舗、そして器や生活雑貨の「カフェマルシェ」や「古道具マルシェ」、カフェにぴったりな書籍や古書が集まる「ブックマルシェ」、珈琲の入れ方教室や素敵な書籍等のデザインについての「ワークショップ」などなど盛りだくさんでお待ちしています。ぜひお越し下さいね。

12月にはnaomi & goro, tico moonでクリスマスライブも。それからまだお知らせできませんが年末に素敵なイベントも予定しています。12/27の森山良子さんのコンサートには伊藤ゴローと吉野友加も出演いたします。

●パリの街角から

「ワインと言えば…」

こんにちは、フルール ド クールの阿部桂太郎でございます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。先日、日本から知人がパリに来た時のこと、一緒にお酒を飲むことになりました。
まずは酒屋さんへ行ってワインを物色。続いては商店街を歩いて酒の肴を探します。

チーズ屋さんの前に差し掛かると、「チーズは私が買います」と言う知人。
ワインの代金を私くしが払ったので、チーズの代金は自分が…と気づかってくださったのでしょう。
しかし、その申し出を丁重にお断りして、隣りにあったシャルキュトリ(charcuterie:豚肉加工品店)で、ソーシソン セック(saucisson sec:サラミ)を買いました。

なお、ワインのつまみと言えばチーズ。
日本では、そんなふうにお思いの方も多いのではないでしょうか。
かくいう私くしも、日本にいた頃は、そう思っていました。

しかし、パリに来て、街にお酒を飲みに行ったり、友人と飲んだりする中で、必ずしも「ワインにチーズ」ではないことを知りました。

例えば、レストランでコース料理をいただく時にも、チーズが運ばれてくるのは主菜を食べ終えた後。
別な言い方をすれば、赤であれ、白であれ、ワインを飲み終える頃に出てきます。
もしもワインとチーズが本当に合うのなら、ワインと一緒に運ばれてくるとか、ワインの進み具合に合わせてチーズが出てきてもおかしくないはずです。

また、街中にある居酒屋さんに行っても、つまみの主流はハムやソーセージ、サラミなど。
チーズを置いているお店もありますが、それをつまみにワインを飲んでいる人は、あまり見かけません。

さらに、ワインの産地にある蔵元を訪ね、ご主人とワインを飲みながら郷土料理をいただいた時のこと。私くしが、ワインとチーズの相性について訪ねたら…、

「こればかりは人の好みだから、合わないとは言わない。でも、ワインもチーズも、それぞれに香りや味わい(コク)を楽しむものだから、お互いが主張し合うと(ぶつかると)合わないこともある。また、ワインとチーズを合わせる基本は、同じ産地のもの選ぶということだけれど、それでも合わないものは合わない。」…と。

 

かのナポレオンは、フランスのブルゴーニュ地方、ジュヴレ シャンベルタン(Gevrey Chambertin)の赤ワインと、同じブルゴーニュ地方のエポワス(Epoisses)というチーズがお好みであったとのこと。力強い味わいとして知られるワインと、「神の御み足の香り(イギリスでは、豚の足の指の間の臭い!)」と称されるチーズとの組み合わせは、何度試しても私くしは好きにはなれませんでした…。今回は、ワインとチーズについて、少しだけお話をいたしました。

阿部桂太郎

1965年8月22日生まれ。新潟県小千谷市出身。2003年よりフランス、パリ在住。インターネットショップ「フルール ド クール」を営む。好きなことは、旅をすること、食べること、温泉に入ること。