Releases

naomi & goro

P.S.I Forgot

品番:OBCB-0009
2006.7.4発売
税抜 2,000円
発売元 オン・ザ・ビーチ・レコーズ(HIPLAND MUSIC)

「ボサノヴァの優しい時間」
小鳥のさえずる日曜日。美しい日差しの向こうに優しいメロディーが流れる。naomi
& goroのボサノヴァは休日の音楽です。

1.Valsa da Bastille
2.Ran into Bookstore
3.No Return (P.S I Forgot version)
4.Walking
5.Cafe
6.ELA E CARIOCA
7.GENTE
8.AVARANDADO
9.Song for SENNA (P.S. I Forgot version)
10.夜明けの歌

Produced & Arrangement by 伊藤ゴロー

アルバムタイトル「P.S.I Forgot」は、ゴローさんがつけました。新幹線に譜面を忘れること数回、帰国のフライトの日にちを間違えてドゴール空港に丸一日遅刻をしたりと、クイーン of forgettingな私。新幹線の切符をなくしてしまったり、ライブの日にちを間違えたりしていた、キングなゴローさん。「追伸 忘れちゃった・・」というタイトルは、まさにぴったりだと思いました。アルバムを聴きながら、忘れた事をゆっくり思い出したいと思います。
布施尚美

ああ、、忘れた、、、どっかにメモしていたような、、、、
作曲しても、最初のひらめきは一瞬にして消えてしまう。後の作業は砂漠の遺跡発掘。

ボサノヴァという音楽は、とてもシリアスで美しく、神経質。
僕の出来ることは何度も何度も思い出すこと。その映像を繰り返し繰り返し思い出して、音を記録する。でもいつも忘れ物だらけ。このアルバムを忘れられないように僕は何度も聴きます。
伊藤ゴロー

参加ミュージシャン:
パトリック・ヌジェ(acc),徳沢青弦(vc),スティーブ・サックス(sax),山上一美(sax), 中島ノブユキ(pf),一本茂樹(b), 池長一美(ds),伊藤葉子(ds)

どこかに行きたい音楽。つまりトラベルミュージック。
どこかに帰りたい音楽。つまりホームミュージック。
その両方にぴったり当てはまる音楽。
つまり、ナオミ&ゴローミュージック。
聴けば幸福にもなります。
Gonzalez Mikami

僕より歳下だけど、ナオミ姉さんとゴロー兄さんが
いつもそばにいてくれて歌ってくれたら、
僕はもう温泉なんか行かなくてもぽかぽか気分で幸せ!!
湯加減最高!!
Titi Matsumura

「ゴローさんのつま弾くギター、
それはセイジの香りのよう。
ナオミさんの唄声、
それはふわふわと瑞々しい葉。
そう、ラムズイヤー・ボイス!」
原田知世

ヘルシンキの古いホテルの部屋で、毎朝このアルバムを聴いている。正方形の、部屋
の窓から見えるのは、青空だったり、しとしと雨だったり。
どんなお天気の朝にも、naomi & goroの曲が似合うな、と朝がくるたび、そんなうれ
しい発見をしている。
岡尾美代子

 お天気の良い休日の昼下がり、まぶしすぎない自然光を浴びて、窓の外からそよぐ
風を感じながら、リヴィングのソファに腰を下ろしてギターを爪弾き、歌う・・。
naomi & goro の音楽と2人のたたずまいは、最も理想的な “ボサノヴァの風景” を見
せてくれる。
 でも、ここまで力が抜けたリラクゼーションの感覚は、誰にでも簡単に生み出せる
ものではない。そこに至るまでには、気が遠くなるぐらい時間をかけて音楽と真正面
から向かい合い突き詰める、孤高の探求者の道のりがある。そんな道を通ってきたか
らこそ naomi & goroの音楽には、うわべだけのスタイリッシュなボサノヴァ風ムード・
ミュージックとは明らかに異なる、ホンモノのキモチヨサがある。
 同じように高い志を備え、”能ある鷹は爪を隠す” すべを心得た大勢の仲間たちも参

加して、粋な大人のホーム・パーティー気分で繰り広げる「P.S.I Forget」。扉は開
かれている、誰でも参加自由だ。でも、忘れ物はしないように・・。
中原 仁

街がシーンと静まりかえった様に
「ナヲ・ゴロ」の音楽を聴いた宵
街を散歩すると、そこは旅先である様に
それでいてハッと我にかえると
なつかしい我が街だったことに気づく
そんな気分。
沼田元気

大丈夫。私にはナオミ&ゴローがある。
36分08秒のこの作品を、3回たてつづけに聞いたらさっきまでしていた夫婦ゲンカも、

なんで怒っていたのか忘れるぐらい朗らかな気持ちになれました。
魂のストレッチ、させてもらいました(笑)。
畠山美由紀

ボーカリストとサウンドクリエーター、2人のチーム。
シンプルで自由度が高く、それだけにお互いのあり方が大事。
ボサノバのマスター達の作品と、自分達のオリジナルを並べるのは、ある意味、勇気
のいることかもしれないけど、そんな事を少しも感じさせない力量と愛情ある楽な音
楽への向き合い方に、二人のチームに対する自身と、相方への信頼を感じてうれしく
なりました。
その向こうには才能とそれ相応の努力があるわけで。
山弦もそうだけどnaomi&goroには長く険しい道を楽しく進んでもらいたなぁ・・・・。

応援しています。
ポール・マッカートニー じゃなく 小倉博和

どんなに張りつめた時間さえ
やわらかくほぐしてくれる魔法のような音楽。
このアルバムを聴いたすべてのリスナーは
きっとそんなふうに思うことでしょう。
でも僕は知っています。
こんなに心地よい音楽を作り上げるためには
たくさんの工夫と技術が必要なことを。
印象とは裏腹のテンションがこの音楽を支えていることを。
素晴らしいアルバムをありがとう。
またどこかでお会いしたいですね。
佐橋佳幸

Back to index