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naomi & goro

HOME

2006年4月12日発売
品番:333D-26

「HOME」はインテリアショップ「アイ・スタイラーズ」をイメージして制作したポップス・カバー集です。
「HOME」をキーワードに伊藤ゴローが選曲、懐かしい曲、泣ける曲など、珠玉のナンバーをカバー。
スタイリング、写真はスタイリスト岡尾美代子さん。おうち気分でリラックスしてお聴きください。

1. will you dance? /naomi & goro
2. goodbye / naomi & goro
3. Les Copains d’abord / naomi & goro
4. me,japanese boy I love you / Goro Ito
5. em ecountant la pluie (rhythm of the rain) / naomi & goro
6. top of the world / naomi & goro
7. beauty & the beast / Goro Ito
8. estrada branca / naomi & goro
9. over the rainbow / naomi & goro

Produced & Arrangement by 伊藤ゴロー

 naomi & goro を聴いていると、日だまりの中で音楽浴してるような幸せな気持ちになる。naomiさんの、小鳥のさえずりにも通じる天使の歌声。goroさんが、音楽を深層まで突き詰めることで初めて到達した究極のリラクゼーション感覚。2人のコンビネーションによって、フォークソングもソフト・ロックも映画音楽もミュージカル・ナン バーもブラジルやフランスの曲も、naomi & goro という日だまりの中で新たな生命力 を得て息吹いている。都会のど真ん中にいても草の香りを感じることが出来る音楽、だと思う。
中原 仁

<楽曲解説 伊藤ゴロー>
1.WILL YOU DANCE? 1977年
ジャニス・イアン Janis Ian
1951年4月7日、ブロンクス生まれ。16歳で「ソサエティーズ・チャイルド」デビュー。 17歳にして結婚。その経験を歌にしたのが「アット・セヴンティーン(17歳の頃)」。 大ヒットを記録しグラミー賞を獲得した。 「will you dance?」は日本で70年代を代表するTBS-TV系ドラマ「岸辺のアルバム」 の主題歌にもなった。80年には映画「復活の日」の主題歌「ユー・アー・ラヴ」が最高位の10位になり、その後「帝都大戦」の主題歌を担当するなど、非常に日本に馴染みの深いアーティストである。

2. goodbye (作詞、作曲:Paul McCartney) 1969年
メリーホプキン Mary Hopkin
ポール・マッカートニーの秘蔵っ子としてビートルズの主宰するアップルより登場し、69年のデビュー・シングル「Those Were the Days(悲しき天使)」が世界的なヒットを記録。愛らしいルックスと瑞々しいソプラノ・ヴォイスがセンセーションを巻き起こす。しかし、もともと彼女は純粋なフォーク志向だったため、ポール側の強要する”ポップ・シンガー”の枠組みには収まりきれず、フォーク色を強めた2ndアルバム『Earth Song, Ocean Song』(71年)の発表後、アップルを飛び出してしまう。その後はT・レックスのプロデューサーとして有名なトニー・ ヴィスコンティと結婚し、音楽業界からは引退するが、70年代後半より活動を再開。89年にはインディーズながらもアルバム『Spirit』を残している。「goodbye」は悲しき天使のヒットから数ヶ月たち、ポールが「そろそろ次の曲を用意しないと」と言って、僅か10分で書いた第2作。この曲からアップルのシングル盤は、原則としてステレオとなったそうだ。

3. Les copains d’abord 1964年
ジョルジュ・ブラッサンス Georges BRASSENS
現代のトゥルバドゥ-ル(南仏の吟遊詩人)といわれるジョルジュ・ブラッサンス は1921年 フランス、セートに生まれました。彼の歌は幅広いファンに愛され、絶大 な人気を受けています。 ジョルジュ・ブラッサンスは多くの詩人たちの詩に曲付けをするという仕事もし、ヴィ クトル・ユゴー、ポール・ヴェルレーヌなど有名な詩人も手がけました。セルジュゲ ンズブールも師と仰ぐ吟遊詩人です。

4. Me, Japanese Boy I Love You (作詞、作曲:Hal David, Burt Bacharach) 1974年
1964年に、ボビー・ゴールズボロが発表して全米74位を記録。最近では、ピチカート・ ファイヴが英語と日本語でカバーしている。カバーアーティスト:Bobby Goldsboro(ボビー・ゴールズボロ),Harpers Bizarre(ハーパース・ビザール), Pizzicato Five(ピチ カート・ファイヴ)

5. Rhythm of the Rain (作詞、作曲:John Claude Gummoe)1963年
ザ カスケーズ (The Cascades)
米国カリフォルニア州サンディエゴ出身で、アメリカ海軍のジョン・ガモー、エディ・スナイダー、デイヴ・スティーヴンス、デイヴ・ウィルスン、デイヴ・ザボの5人の歌好きの海兵隊員が母体となったグループ。作曲はグループのリーダーのジョン・ガンモウ。1962年にヴァリアント・レーベルから「悲しいわけは」でデビュー。その後も「悲しき北風」、「恋の雨音」などのヒットを放つが、63年の「悲しき雨音」は世界的な大ヒットとなり、オールディーズの定番ソングとしてあまりにも有名。BMI (アメリカの著作権協会)の選んだ20世紀で9番目によく演奏された曲だそうです。 naomi & goroではシルビイ・バルタンのフランス語バージョンを元に、カヴァーしました。

6. top of the world (作詞、作曲John Bettis / Richard Carpenter) 1972年
カーペンターズ (Carpenters)
リチャード・カーペンター(1946年10月15日 – )と カレン・カーペンター(1950年3月2日 – 1983年2月4日)の兄妹からなるミュージック・ グループ。 カレンはボーカルと、一部ドラムなどを、リチャードはボーカル、作曲、アレンジなどを担当する。1969年11月15日にアルバムOFFERING(のちにTicket to ride(涙の乗車券)にタイトル変更)でA&Mレコードよりデビュー。その後、世界的なヒットに恵まれるが、コンサートツアーの過酷さから、1979年から約2年間、活動を停止する。妹の カレンが拒食症などを患い、1983年2月4日、急性心不全により32歳の若さで逝去。現在でも、その人気は確かなもので日本でも、CM・ドラマの主題歌などさまざまなメディアで耳にする機会は少なくない。1995年に発売された日本独自編集のベストアルバム 『青春の輝き~ザ・ベスト・オブ・カーペンターズ』は300万枚以上の売り上げを記録した。全米No.1を獲得したシングルは3曲。「遙かなる影」(Close to You)(1970年7月25日か ら4週連続、同年年間第2位。年間No.1シングルはサイモン&ガーファンクルの明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water))、「トップ・オブ・ザ・ワールド」(Top of the World)(1973年12月1日から2週連続)、そしてマーヴェレッツが1961年12月11日に 全米No.1を獲得した曲のカバーである「プリーズ・ミスター・ポストマン」(Please Mr Postman)(1975年1月25日)。

7. Beauty & the Beast (作詞:Howard Ashman/作曲:Alan Menken) 1991年
ディズニー映画「美女と野獣」より
美女と野獣(原題:La Belle et la Bete)は、フランスの異類婚姻譚の民話。現在広く知られているものはジャンヌマリー・ルプランス・ド・ボーモン(ボーモン夫人)作版 である。美女と野獣(Beauty and the Beast)(1991年、監督:ゲーリー・トゥルースデ イル、カーク・ワイズ)ディズニー製作の長編アニメーション映画第30作目。アニメ映画史上唯一のアカデミー賞作品賞ノミネート作品(第64回)。主題歌「美女と野獣」で オリジナル作曲賞、主題歌賞を受賞。ディズニー初のミュージカルとしてブロードウェイで公演された。

8. Estrada Branca (作詞:Vinicius de Moraes / 作曲:Antonio Carlos Jobim) 1958年
ボサノヴァの創始者、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲。彼はたくさんのボサノヴァの名曲を残していますが、今回はこのエストラーダ・ブランカを選びました。 メンバー全員で一発録りをした曲です。

9. over the rainbow(作詞: E.Y.Harburg /作曲:Harold Arlen) 1939年
ジュディ・ガーランド、ナラレオン
1939年のMGM社ミュージカル映画「オズの魔法使い」より。
ヴィクター・フレミング監督、ジュディ・ガーランド主演。一部テクニカラーを採用した映画です。エドガー・イップ・ハーバーグ(作詞)とハロルド・アーレン(作曲)による挿入歌『虹の彼方に』(Over the rainbow)は、主演のジュディ・ガーランドが歌って大ヒット、スタンダードナンバーとなりました。naomi&goroではナラレオンのポルトガル語バージョンでカバーしました。

naomi & goro
Vocal:布施尚美
Guitars, Arr :伊藤ゴロー

Guest Musician
Flute:Steve Sacks(7,9)
Sax:山上一美 from カセットコンロス(2)
Piano:梅林太郎
Violin:神田珠美
Bass:一本茂樹(3,7,8)
Drums:池長一美(3,7,8)
Drums, percussions:伊藤葉子

styling & photograph by 岡尾美代子
illustration by 石坂しづか(cassis, & co.)
hair styling & make up by 佐藤美由紀(BRUNO)
designed by 藤原康二(mille books)
recorded & mixed by 藤井暁
mastered by 北村秀治 (AUDIO CITY,inc.)

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